湧永満之記念庭園は、500種のバラと四季の花の咲く広島県最大級の庭園です。
花や緑を美しく調和させた3つの庭園を中心に、バラ園、薬用植物園などがあります。
春のサクラ、初夏を彩るバラ、秋の紅葉と四季折々多彩な風景が皆さまをお待ちしております。
沿革
当庭園は、湧永製薬株式会社が購入・所有していた安芸高田市甲田町糘地の牧場跡地(約45,000坪、広島市民球場約3個分)を地域の憩いの場にしようと、二代目社長湧永儀助が発案・設計しました。造成から植栽には、約10年の歳月をかけ、その間の施工はすべて社員自らの手で行われました。文字通り「手作り」の庭園です。
1993年6月の開園と同時に一般の方々へ無料公開し、以来毎年大勢の方にお越しいただいております。入園者は累計190万人を超えました。
名称の由来
「湧永満之記念庭園」の名称は、湧永製薬株式会社の創業者 湧永満之(1910~1992年)の功績を記念して命名されました。
湧永満之は、郷里の広島県安芸高田市甲田町をこよなく愛し、造成中の当庭園の現場に度々足を運び、地域の皆様が憩う場になることを喜んでおりました。
「甲田町名誉町民」であった湧永満之の郷里に対する深い想いを感じていただければ幸いです。
地域社会活動
当庭園の一般無料公開と社会貢献が高く評価され、庭園と湧永製薬広島事業所の地域緑化への取り組みに対し、1995年には「花のまちづくりコンクール」で農林水産大臣より最優秀賞が授与されました。
1996年には「緑化推進運動功労賞」で最高位の内閣総理大臣賞の栄誉にあずかりました。
第8回 みどりの社会貢献賞受賞
2020年、当庭園は、公益財団法人 都市緑化機構より「第8回
みどりの社会貢献賞」を授与されました。
同賞は、緑地の良好な管理運営や、地域貢献・生物多様性保全等の環境活動で顕著な功績が認められ、全国の範となる緑地について表彰されるものです。
『地域社会への貢献』『環境改善への貢献』『先導性・広域性』の3つの選考基準に基づき選定されます。当園の緑地の保全管理、都市緑化の推進や緑地の保全活動等について総合的に審査され、広大な庭園の管理、運営が徹底していること、無料で市民の憩いの場として開放していること、また、社員の手作りの庭園であることが高く評価され受賞に至りました。
アクセスマップ
所在地 | 広島県安芸高田市甲田町糘地(すくもじ) |
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交通のご案内 |
【JRでのアクセス】 広島駅から芸備線甲立駅まで約1時間半(快速では約1時間) 甲立駅からタクシーで約10分 |
【車でのアクセス】 中国自動車道・高田インターから約20分 (カーナビでは、施設名「わくながまんじ記念庭園」と入力してください) |
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電話番号 |
【総合案内】 TEL:(0826)45-5021 【交通案内】 TEL:(0826)45-5022 |